【新NISA】利用している人は4割弱…“つみたて投資枠“での毎月の積立平均金額は? - デイリースポーツ 【新NISA】利用している人は4割弱…“つみたて投資枠“での毎月の積立平均金額は? デイリースポーツ (出典:デイリースポーツ) |
つみたて投資枠利用者が増加!毎月の積立平均金額は驚きの6万689円!
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この財産で一生やりくりできるのか...「会社員が40歳でリタイア」の実現可能性(PHPオンライン衆知) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース この財産で一生やりくりできるのか...「会社員が40歳でリタイア」の実現可能性(PHPオンライン衆知) - Yahoo!ニュース Yahoo!ニュース (出典:Yahoo!ニュース) |
2020年 - T・O・Pグループ 投資取扱高(年間)1500億円達成 2020年 - T・O・Pグループ 川瀬勝経済研究所と共同にて財務戦略コンサルティング及び投資事業を通じてFIRE(Financial Independence, Retire Early)推進育成を行っております 5キロバイト (462 語) - 2021年7月30日 (金) 10:33 |
夢は40歳代での早期リタイアだが、難易度は高い
30歳代後半あるいは40歳代前半、というようなかなり早い時期の引退がFIREに関する書籍ではしばしば取り上げられます。夢がある話ですが、これは本当に実現性があるものでしょうか。社会人になって20年前後で引退する、というのはたしかに憧れます。
しかし、普通の社会人が22歳から65歳までとして43年働く時代にその半分だけ働いてリタイアしようとするのはそう簡単ではありません。
さらに、あまりにも早いリタイアは2つの問題があります。
ひとつ目の問題は「そこから働かないで取り崩した場合、年金受給開始年齢までの間、資産が持つかどうか」という計算の不確定要素が大きいということです。同じ取り崩しでも、5年の計算と20年以上の計算は、まったく違ってきます。もちろん長期に及ぶほど不安定になります。
またもうひとつは「社会人人生の前半で2倍稼ぐことはかなり苦しい」という問題です。
普通の人が65歳まで43年間働くとして、22歳から45歳までの収入と、それ以降の収入はどちらが多いでしょうか。それは明らかに後者です。若い頃はビジネススキルを育てる時間でもあり年収は低くなります。キャリアが熟して年収も上がってくる後半に獲得する賃金のほうが大きくなるのは当然です。
だからといって、不可能と決めつける必要はありません。挑まない人にゴールはやってこないので、自分がどこまでできるか分析しトライしていくことが大切です。
50歳代でのFIREは実現可能性はあるが、運用手法が悩み
日本でのFIRE指南本の多くは50歳代でのリタイアを実現した方が書かれているケースが多いようです。多くは運用においてそれなりの苦労や工夫をして、いわゆる「億り人」になってFIREをした人たちです。
50歳代でのFIREは、まだまだ体力や活力は残しつつ、仕事から離れてやりたいことに邁進できるのが魅力です。かつ、準備期間としては40歳リタイアより10年ほど長く確保でき、お金を取り崩す期間も10年ほど短縮できるため、資金準備の難易度は一気に下がってきます。
簡単にいえば「取崩額が4000万円減り(400万円×10年)、準備額が3000万円増える(300万円×10年)」と考えれば、目標金額をクリアする可能性は大きく高まります。50歳代FIREは、それなりの実現性があるパターンといえます。
ただし、運用手法をどうするかについては悩みがあります。「億り人」の多くは高いリスクを取ってきた成功者であって、高い利回り獲得がFIRE実現の主要因となっています。それぞれ、自身の投資スタイルを紹介していますが、リスクが高い投資方法の再現性があるかは保証が難しいところがあります。むしろ投機的手法を選択して失敗した場合、元本の多くを損なう恐れもあります。
私は誰でも取り得るベター(といってもベストに近いベター)な運用の方法を推奨しますが、期待リターンは下がります(といっても年4~6%くらいはねらえますが)。このあたりは、別途解説する章を用意しますので、各自判断してみてください。
実現可能性が高い「プチFIRE」。5年の早期リタイアをまず目指せ
現実的なマネープランニングを考えたとき、「プチFIRE」に落ち着くこともあります。これは「標準的な引退年齢から5歳早いリタイア」を目指すというものです。
「たった5年?」と思うかもしれませんが、65歳リタイアの現在に60歳で引退をしたとしても、90歳くらいまで生きることを考えれば30年の自由時間があります。
また、多くの人が「経済的な不安が拭えないので、あと5年はしがみつくよ」というような気持ちで会社にとどまり続けているのは、つまらない話です。経済的な心配がなければ、楽しくない仕事、低賃金の仕事ならあっさりと退職ができます。
プチFIREのいいところは、数年で公的年金をもらい始めることを前提にできるため、資産額の目標を高額なものとしなくてすむことです。極端な話、1年分の生活費を決め、5倍用意できればそれがゴールということになります(公的年金が不足する分については、いわゆる「老後に2000万円」が必要ですが)。
ただ、プチFIREは目標ではなく、「通過ステップ」だと考えてみてください。目標を50歳代のFIREに設定し、まずはプチFIREを実現、さらに資金を上積みして50歳FIREを目指す、という感じで取り組んでみるといいでしょう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b092e4d6cedadc677d7f0c1e6f1cbffeacb1f40e